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御三家の一つで日本を代表する名門ホテル「ホテルオークラ東京」に、国際ホテル科の森さんが内定しました!見事一流ホテル就職の夢を叶えた森さんに、学生生活や就職活動などについて聞きました。
Q 内定おめでとう!ホテルスタッフを目指し始めたきっかけは?
小学生の時に家族で新潟のホテルに宿泊した際、雷で全館停電になったんです。その時ホテルの方が懐中電灯を持ってきてくださり、励ましたり、小学生の私にもちゃんと説明してくださったりして、その対応に感動しました。それ以来あこがれの職業で、高2になって進路を考えた時にそのあこがれを現実にしたいと思いました。
Q 日本外国語(JCFL)の「国際ホテル科」に決めた理由は?
高2の冬にJCFLのクリスマスのイベントに参加し、その後夏のイベントにも参加しました。英語はもともと好きだけれど苦手な科目で、毎日英会話があるJCFLのカリキュラムはいいなと思いました。実は私のいとこが東京外国語大学の3年次編入に合格したJCFLの卒業生で、話を聞くと「英語力もつくしいいと思うよ」と薦めてくれました。両親には大学に行くよう言われましたが、大学に行って遊んでしまってはお金の無駄だから、専門学校でしっかり学んで早く社会に出たいと説得しました。
Q 国際ホテル科の授業や先生、クラスメイトはどうですか?
みんな目指すことが一緒なので、話が合うし授業も楽しく受けられます。好きな授業は森野先生のホテル系の科目で、ホテルのことを深く知ることができ、先生の体験を直接聞けるのが楽しいです。森野先生はとても厳しい先生でもあり、言葉遣いなどしっかり指導してくださいます。インターンシップが終わってたるんでしまい遅刻や早退をした時期があったのですが、「授業に出ないのはお金を川に捨てているのと同じ。そんなことでは就職活動もできないよ」と厳しく言っていただき、反省して気持ちを切り替えることができました。
Q インターンシップの経験について教えてください。
上高地の帝国ホテルで4ヶ月間インターンをしました。今まで生きてきた中で一番濃い時期でしたね(笑)。実際にホテルで働いてみて、表ではかっこいいホテルマンが裏ではすごく苦労をしていることも知りました。先輩たちはとても熱心に指導してくださり、最後の頃には下山したくない!って思うようになりました。本当にいい経験をさせていただきました。
Q どんなことが採用試験で役立ちましたか?
ビジネスマナーが特に役立ちました。授業でしっかり頭に入っていたので、自然に振舞えるようになりました。会社説明会に行くと、大学生は自分の言葉がつい出てきたり話し方がだらしなかったりしてすぐに分かりました。大学では教えてもらえないことなので、学んでいてよかったと思いました。
Q どんなホテルスタッフになりたいですか?
常に先を読んで、お客様が求められている以上のサービスができるホテルスタッフになりたいです。ずっと仕事を続けて、最終的にはホテルオークラ東京の素晴らしさを伝えられる指導者になりたいと思います。
Q 一流ホテルのホテルスタッフに憧れている人へ
大学に行っていたら、きっと内定をいただけていなかったと思います。学校によってこんなに得るものが違うのか、と実感しています。JCFLのホテル科は短期間でマナーや英語が身につき、インターンシップも経験できるのがいいです。また、ホテルの仕事の大変な面も知ることができ、しっかり理解した上で就職活動に臨むことができます。うわべだけでなくホテルの仕事の本当の魅力を知りたい人におススメの学科です!