日本外国語専門学校 アジア・ヨーロッパ言語科トピックス
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2013.10.3

パリの「Japan Expo」でインターンシップ

-語学を活かして海外の人に日本文化を伝える-


この夏、フランス・パリで4日間にわたり行われた日本文化の博覧会「Japan Expo」で、「アジア・ヨーロッパ言語科フランス語+英語専攻」の卒業生2名と「キャビンアテンダント・エアライン科」の1年生1名がインターンシップ(企業研修)を行いました。各ブースでの仕事を通し、たくさんの人と交流した3名。帰国後も連絡を取り合うほどの友達もでき、お互いの文化の理解を深め、またフランス語の力にもさらに磨きをかけています。

オリンピックの開催も決まり、世界で注目を集める日本。「Cool Japan」の人気はこれからも勢いを増していくこと間違いなしです。「語学を学んで日本と世界の架け橋になる」そんなチャンスがますます広がります。一足先に、その夢を実現した3人のインターンシップの様子をお届けします。






2000年から毎年、フランス・パリ郊外で開催されている、日本の伝統文化とポップカルチャーを紹介する博覧会。 さまざまなイベントや体験コーナーのほか、多くの日本やフランスの出版社、グッズ販売、ゲームメーカー等の企業が出展しています。年々、来場者数が増えており今年の来場者数は4日間で23万人。フランスで大人気のイベントです。

フランスのJapan Expoの様子


フランス・インターンシップ参加者の声

Japan Expoはいわゆる「オタク」のような人々が参加しているのだと思っていました。しかし、実際には「日本がテーマのお祭」といった印象が強く、今、フランスではアニメや漫画などに限らず、「日本そのもの」がブームなのだと実感しました。 今回で3度目のフランスでしたが、今までは自分が話しかける側で、自分の知識の範囲内で会話を済ませることができました。でも、今回はさまざまな用事で自分が話しかけられる状況。会話の内容もさまざまだったので、臨機応変にフランス語で対応しなければならず、とても難しかったですが、JCFLで学んだフランス語をフルに活かして乗り切りました。より実践的な「使うためのフランス語」を学ぶにはどうすればよいのか、を考える良いきっかけにもなりました。
フランスのJapan Expoでインターンシップ

フランス・インターンシップ参加者の声

Japan Expoでの研修は、「あこがれの町パリで仕事をする」という、まさに僕が思い描いていた夢そのもの。在学中からの夢が叶い大変うれしかったです。研修中は、多くの日本に興味を持つフランスの人々と交流することができ、現在もSNSを通じて交流する仲にまでになりました。今もフランス語でコミュニケーションを取り、さらなるフランス語力のアップにつながっています。この研修は僕の人生に新たな一歩を踏み出すきっかけをくれました。この経験を生かして新たな道を目指して邁進していきます!

フランスのJapan Expoでインターンシップ

フランス・インターンシップ参加者の声

7日間毎日がとても濃く充実していました。楽しいことや納得のいかないこともありましたが、すべてが私にとって良い経験となりました。特に一番印象に残っていることは、たくさんのお客様の中、2日間連続で来てくださった方のお名前を覚えていてお呼びしたらとても喜んでくださったことです。相手のことを思ったちょっとした一言や行動でお客様を笑顔にする喜びを改めて感じました、このようなことが私の将来の夢を叶えるためにつながることだと感じました。このインターンシップで得たことを自信に変えて、私の強みとしていきたいと思います。

フランスのJapan Expoでインターンシップ



偶然卒業生を発見
Japan Expoには企業だけでなく、武道の同好会、日本文化愛好会、アマチュアのアーティストなども参加していて、「日本の文化を愛する人たちの素朴な集まり」という印象です。参加した人たちも、この場の雰囲気をこの場で出会った人たちと共有して楽しんでいる、という雰囲気でした。フランスの人たちはアニメ等を通して、日本文化に強い興味を持っています。「ホンモノの日本を知りたい」という意志がとても強く伝わってきました。

参加した学生たちも日本文化に誇りを持つよい機会にもなったと思います。みなさんも語学を学んで、ぜひ日本の文化を世界に発信しましょう! 「日外授業オープンキャンパス」では、この「Japan Expo」の紹介や、フランス・インターンシップ前の準備アドバイスも行っているので、興味のある人は是非お越しください。




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