日本外国語専門学校 アジア・ヨーロッパ言語科トピックス
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2014.1.15.

難関のイタリア語検定2級に合格しました!

-イタリア語はJCFLで初級からスタート!合格率10%台のイタリア語検定2級に合格-

イタリア語検定2級合格


イタリア語検定2級合格
アジア・ヨーロッパ言語科 イタリア語+英語専攻2年
千葉県・市立習志野高校出身


アジア・ヨーロッパ言語科イタリア語+英語専攻の三縄くんが、イタリア語検定2級に合格しました!イタリア語検定2級は、毎年合格率10%台の難関資格試験。しかも三縄くんは、JCFL入学時にはイタリア語は初級レベルだったというから驚きです。わずか1年半で飛躍的にイタリア語の力を伸ばす秘訣について、インタビューしました!


やりたいことが見つからなかった大学時代。
「海外の人に日本の魅力を伝える」という夢を見つけ心機一転!

高校時代、夢中になれることも、将来やってみたいこともなく、進路決定の時期にパッと思いついたのが「イタリア語を勉強する」ということだったんです。英語は嫌いだったのですが、「語学ならつぶしがきくかな…」と思って。その時は、フランス語でもドイツ語でも良かったんですが、なんとなく選んだのがイタリア語でした。少し勉強してみると、1つの単語が「単数」「複数」「男性形」「女性形」と4種類もあるし、英語には必要のない文法事項がいろいろあるし、なんだか細かいルールを覚えるのが楽しくなってきたんです(笑)。イタリア語は、英語と違って文法に「例外」がほとんどないので、ルールをしっかりと覚えてしまえば、逆に覚えやすい言語だと思います。イタリア語だけ集中して勉強したかったので、一般教養科目を学ばなくてはならない大学ではなく、語学に特化した専門学校を選びました。イタリア語を学べる専門学校はJCFLだけ。AO入試で夏までには「アジア・ヨーロッパ言語科イタリア語+英語専攻」から合格をもらい、残りの高校生活はイタリア語の勉強に没頭することができました。

言語・文化・歴史…幅広い知識を持つ「アジア・ヨーロッパ言語科」吉田先生。
語学にしか興味のなかった僕の心を開いてくれた!

JCFLに入学して良かったのは、「何を目標としてイタリア語を学ぶか」「その目標にたどりつくためには、どんな勉強をすれば良いのか」ということを考えさせてもらえたこと。実は僕、「イタリア語」がただ好きで、イタリアの文化とか歴史には全然興味がなかったんです。だから授業でイタリア映画を見たり、イタリアの歴史を勉強したりする時も、こっそり単語を覚えようとしていて…それを見た吉田先生が「おまえなあ、通訳になろうと思ったら、語学だけできてもやっていけないぞ」と諭してくれたんです。確かに、半導体の学会の通訳をするにしても、ファッションの企業のアテンド通訳(外国のお客様が日本に来た時に通訳・案内をする仕事)をするにしても、専門知識や幅広い教養がなかったら話の内容が理解できないし、通訳できるわけがないですよね。中学・高校と、教室にはいるけれど何も聞いていないような状態だったので(笑)、今は何でも1から学ぶような気持ちでいろんなことを勉強しています。吉田先生は本当にいろいろなことをご存じで、これまでにイタリア文化から広がり、ヨーロッパ文化、アジア文化、そして日本文化についてさまざまな切り口で教えていただきました。


イタリア語は、実は日本人が一番モノにしやすい言語!
イタリア語検定5級からスタートした僕が、1年半で2級に合格★

イタリア語検定2級は、入学した当初から目標にしていた級で、1年の秋に5級と4級をW受験して合格、春に3級合格、今回(2年次秋)に準2級と2級にW合格しました!やっぱり合否のカギを握るのは単語力だと思います。いろいろな勉強法を試しましたが、一番効率良かったのは、1週間の間に覚えたい単語数を設定したら、毎日繰り返しそのすべての単語の日本語とイタリア語を声に出して読むこと。スペルを書いて覚える必要はありません。というのも、イタリア語は英語と違って、聞こえた発音どおりにローマ字表記をすれば間違いないんです。僕は日本人にとって、イタリア語が一番モノにしやすい言語だと思います。発音しやすい、書きやすい。「英語の次に何語をやろうか…」と迷っている人には、イタリア語が一押しです!リスニングについては、JCFLでネイティブの先生の会話の授業が毎日のようにありましたし、時間のある時はイタリア語検定のCDをずっと聞いていました。家では、スカイプを使って現地にいるイタリア人とおしゃべりをすることもあり、苦手だったリスニングも徐々に慣れていきましたね。また、検定試験の過去問題集を繰り返し解いて、分からない問題は片っ端から先生に質問。1つひとつ分かりやすく教えていただき、本番の試験では、筆記試験も面接試験も手ごたえを感じることができました。

卒業後はイタリアでインターンシップ(企業研修)をします!

卒業後は、イタリアでインターンシップ(企業研修)をする予定です。せっかくここまでイタリア語を学んできたので、もっとイタリア語を極めて、自分の力でどこまで行けるかやってみたいんです。まずは、JCFLの短期留学で滞在したフィレンツェで3ヵ月過ごし、その後トリノに移動してインターンシップをスタートします。

親身になってくれて「こちら側にいる」感じがするJCFLの先生方。
吉田先生に出会っていなかったら、イタリア語は趣味で終わっていたかもしれない。

語学がモノになるかどうかは、「やる気」80%だと思います。語学の勉強には終わりがないので、本当にその言語が好きか、また頑張れるかどうかを良く考えることが大切だと思います。とはいえ、僕が独学でイタリア語を学んで感じたのは、語学を独学でやるのは限界があるということ。たとえばJCFLに通えば、先生から語学習得のコツを聞くことができるし、中だるみになりそうな時も、クラスメイトや先生が刺激となってモチベーションを保つことができる。それから、日本語に通じたネイティブの先生と会話練習ができるのは、他ではありませんから。特にJCFLは、本当に先生が素晴らしいと思います。中学・高校の頃は、先生というと「厳しい」「遠い存在」というイメージだったのですが、JCFLの先生方は、自分からグッと踏み込んで親身になってくれて、「こちら側にいる」という感じがするんです。吉田先生に出会っていなかったら、「イタリア語は楽しい」で終わっていて、その先には行っていなかったと思うんです。何にも興味がなかった僕が、イタリア語に出会い、吉田先生に出会って、世界が少しずつ広がってきました。みなさんもぜひ一度、吉田先生の授業を受けてほしいですね!

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