Q 高校卒業後の進路として国際ホテル科を選んだ理由を教えて下さい
A 最初は普通に大学に行くことを考えていたのですが、納得のいく大学に受からなかったんです。大学では観光とか国際文化を勉強しようと考えていたので、レベルの低い大学に行くよりかは、やりたい分野の勉強ができて確実に就職のできる専門学校へ進む方がいいかなと。浪人生活をするのは嫌でした。3月頃にJCFLからパンフレットが届き、‘いい学校だな’と感じたので見学に来てみたんです。英語と観光の両方が勉強できるところも魅力でしたが、特にスーツ登校があることやホテル科の‘就職100%’という説明に惹かれました。早く社会に出たいと思っていたので。
Q 入学後、英語の力はどんな点でプラスになりましたか?
A ネイティブの先生の英会話の授業が毎日あり、どうしても英語をしゃべらなくちゃいけない状況に置かれたので、リスニングとスピーキングが自然に伸びていきました。TOEIC対策で単語テストも行われるので、授業や課題をちゃんとやっていれば英語力は自然に伸びていくと思います。
Q ホテルではなく、鉄道業界で働きたいと思った理由は何ですか?
A ホテルにいらっしゃる客層はある程度限られてしまいますが、私はもっと幅広い層のお客様と接したいと思ったので鉄道業界を選びました。旅行が好きで、新幹線を使って旅することも多いので、それが職場になったら楽しいだろうなという思いもありましたね。いずれは運転手となって、あんなに大きな車体を運転できることにもワクワクしました。JR東海の採用試験では、合間に社員の方とお話をする機会があったのですが、楽しそうにお仕事の話をして下さり、とても温かい雰囲気があったので、特に惹かれました。
Q ホテル科の授業や身についたことで、就職活動に役立ったのは何ですか?
A フォーシーズンズホテル椿山荘東京でインターンシップをしたことです。実際の職場で敬語やマナーを実践したり、人間関係の築き方を学べたことはすごく力になったと思います。人に喜んでもらえる心遣いができた時の嬉しさを知りましたし、考えて行動するというサービスの大切さを実感しました。学校の授業では、ビジネスマナーが役立ちました。敬語はもちろん、お辞儀や入退室の仕方などもみっちり仕込まれたので、面接での第一印象はかなり良くなったと思います。他校の学生と比べた時に自信にもなりましたね。また、鉄道業界受験者対象のクレペリン試験対策を受講したことや、観光科の佐藤先生にJR東海の採用試験についてお話を聞いていたことも良かったと思います。
Q どんな鉄道スタッフになりたいですか?
A 将来的にはやっぱり運転手になるのが楽しみなのですが、まずは車掌や発券、インフォメーション業務など、担当する業務の知識をしっかりと身につけていきたいです。‘駅員さん’というと何となく素っ気ないイメージがあると思うので、常に親切に対応できるスタッフになりたいと思っています。
Q ホテル科に興味がある人へのメッセージ
A ホテル科には、ホテルに限らず観光やアパレル、金融、鉄道といろいろな業界へ就職する先輩がいます。ホテル科は厳しいですが、ついていければ就職したい所に絶対に就職できると思います。先生方は厳しくても、私達を思ってこその厳しさですので、先生方を信じて頑張って下さい!