こんにちは!アジア・ヨーロッパ言語科 英語+イタリア語専攻1年の今野です。
日本外国語のアジア・ヨーロッパ言語科 英語+イタリア語専攻では、イタリア語の授業は週6回(90分授業)もあり、そのうちの3回はイタリア人のネイティブ・スピーカーの先生から教わります。しかも少人数制なので、習ったイタリア語をすぐに使って、質問もイタリア語でできます。
そのおかげで、4月に基礎から始めた僕たちでも、日常会話はできるようになってきました。
今は、3月に参加するイタリア・フィレンチェでの短期研修を前に、勉強にさらに熱が入ってきたところです。
ところで、みなさん!イタリアは、10代から20代の男女に人気1位の国なのを知っていますか?【全国300箇所、16歳以上の3,600人に行った調査「日本人の好きな国ランキング(複数回答可)」:NHKの放送文化研究所2007年】
東京の高田馬場で、イタリア語とイタリア文化に囲まれて生活をしている僕たちにとって、これはとても嬉しい結果です。そんなイタリアの魅力について、これからシリーズでお伝えします!
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Vol. 1 朝の明るい挨拶で、1日をスタートしよう!
イタリアのイメージ通り、イタリア語のあいさつは明るいのが特徴です。
1限の授業でも、元気いっぱいで勉強ができるのは、朝のあいさつのおかげ。
まずは、友達同士で「おはよう!」
Ciaoは、1日の内、時間に関係なくいつでも使えるので便利です。ネイティブスピーカーのマルコ先生は「やあ。おはようございます!」と言いながら教室に入ってきます。
すると、学生は、先生に対して、「おはようございます!」と丁寧に答えます。
発音のポイントは、文字1つひとつを読むこと。
「ボンジョルノ」じゃないんですね。
だって、Bonjorno じゃないもの。
BとOの間には、Uがあるから、Uもきちんと発音するのがポイントです。
イタリア語の辞書には発音記号はありません。基本的にローマ字読みです。
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★英語+イタリア語専攻 在校生コラム★
イタリア語とフランス語、迷ったけど、イタリア語を選んで正解!
アジア・ヨーロッパ言語科 英語+イタリア語専攻 1年
(茨城県立水海道第二高校出身)
高校時代、ヨーロッパの歴史、中でも古代ローマに興味があったんです。「世界不思議発見」などのテレビ番組で紹介される歴史的建造物を実際に見てみたい、もっと知りたいという思いがどんどん強くなりました。
進路を考える時、日本で歴史の勉強から始めるより、現地の人と直接コミュニケーションができる語学力をつけてイタリアで勉強したいと思いました。ガイドや通訳を通してだと、伝わる文化のエッセンスが半減するような気がして。
フランスにも興味はあったのですが、発音が簡単・明快なイタリア語から始めよう決めました。
新しい表現をその場で使いながら学ぶので、中学から高校まで6年間英語を勉強していた時とは全く違う感じで、イタリア語を吸収していると思います。
語学番組やDVDを見ていると、知っている単語や表現は耳からすっと入って来て、その瞬間はかなり感動します。
文法担当の吉田先生は、10ヶ国語話すマルチリンガルなので、フランス語やスペイン語と比較しながら教えてくれる事もあります。
それで、今は、イタリア語をマスターすれば、他の言葉も自分で勉強できる気がしてマルチリンガルも夢じゃないと思い始めています。ヨーロッパの言語の中でも発音が簡単でなじみやすいイタリア語から始めて本当に良かったです。