1 留学を目指したきっかけはオーストラリアで「プロのダイバーになりたい !」
「プロのダイバーになりたい!」これが僕が留学をしようと思ったきっかけでした。なので、最初はダイバーの聖地である、オーストラリアの「グレートバリアリーフ」でダイビングの勉強をしたいと思っていたんです。そして、留学を通して国際的な交流をして、いろんな人、ことを知り、自分の世界を最大限に広げてみたいと思いました。短期留学ではなく、きちんと現地の学校に通う「正規留学」をするために、いろいろな学校を探し、JCFLを発見!初めて学校に見学に行った際に、とても気に入りすぐに入学を決意しました。いろいろ先生方と相談した結果、海外の専門学校だけでなく大学にも入ることのできる「海外留学科・オーストラリア留学コース」に進学したんです。
2 造園のアルバイト先で木々に興味を持ち「森林学」を学ぶことに!
オセアニアで唯一「森林学部」があるカンタベリー大学へ!
ダイバーになりたい!と留学を決意した僕ですが、実は、留学先で専攻するのは「森林学」(笑)。「森林学」は、森林の生態系、木の種類それから植生、持続可能な森林開発、森林の土壌形成、森林ビジネス、森林開発と保護のマネージメント等、人間が自分たちにとって必要不可欠な森林をどのように保護、開発していくか、そしてそれに必要な森林に関する知識を学んでいく学部です。簡単に言えば、「All About 森林」ですね(笑)
僕が森林学を学ぼうと思ったきっかけの一つは、JCFL在学中にしていた「造園」のアルバイト。アルバイト先の方から、木々と人に関するいろいろなことを教わり、それで興味を持ったんです。そしてもう一つ、日本の森林の退廃があります。日本には戦後開発され、その後、経済成長に伴う主軸産業の変化によって、ほったらかしにされた森林が数多くあります。僕はそれをもったいないと思ったんです。同じように国土の約2/3が森林であり林業先進国であるドイツに比べ、日本はまったくと言っていいほど森林を活用していません。僕はその状況をなんとかしたいと思い、オセアニアで唯一森林学部を設けていて、とても有名な教授もいるニュージーランドの「カンタベリー大学」で「森林学」をぼうと決心しました。
3 JCFLで英語力をきたえ、IELTS6.5を取得!
JCFLの授業はどれも英語力のアップに効果的なものばかり。ニュージーランドやオーストラリア、イギリスなどの大学で学ぶには「IELTS」という英語試験のスコアが必要ですが、そのスコアアップには、Crundall先生の「IELTSセミナー」が役立ちました。Graham先生の授業も楽しかったですね。人生で初めて英語「で」受ける授業ということもあり、クラスは毎回録音してリピート。Graham先生のジョークと熱意で僕の勉強もはかどりました!それから、「Listening and Speaking」「Reading and Writing」の授業では、さまざまな分野で問題になっている事柄を教材に英語で学習したので、さまざまな問題に関する考察力もついたと思います。自分で調べてもわからないことは、先生方が丁寧におしえてくださったので助かりましたね。そして、おかげでIELTSのスコアは6.5(英検準1級レベル)を達成!留学先の授業でも、JCFLで学んだことが役に立っています。特に、僕が尊敬する先生の1人でもあり英語の「神様」内宮先生の授業では、かなり語彙力がきたえることができたので、こちらの大学の教科書を読むにも、つまずくことがほとんどななかったですね。
4 「勉強するときはしっかり勉強!遊ぶときは思いっきり遊ぶ!」
ニュージーランド生活!
ニュージーランドに来てから、生活にメリハリがつきました。授業がある期間はとにかく勉強に集中、休みに入ると思いっきり遊ぶ!といった感じです。年末にはホストファミリーがキャンピングに連れていってくれて、4日間大自然の中で寝泊りするという素晴らしい経験ができました。その他にも中国からの留学生と街のショッピングセンターで買い物をしたり、映画を見たりして過ごしています。大学のキャンパスは結構広く、初めは迷ってしまって次の授業に間に合わないとこともありました(苦笑)。日本と大きく違うところは、みんながアクティブだということ!仕事が5時頃に終わる人がほとんどなので、その後にランニングしたり友達とスポーツをしたり、体を動かしている人をよく見かけます。食も違います。でも、やはりたまには日本食が恋しいですね…。
5 いよいよ本格的に森林学の勉強がスタート!
日本の森林再生のために頑張ります
1月までは大学の学部に入る準備として「Foundation Studies」で、他の国からの留学生と一緒に志望する学部に入るために必要な科目を勉強していました。僕の場合は、英語、化学、生物、それから統計学です。2月からは、いよいよ学部生になり、本格的に森林学を学び始めます!これから、もっと忙しくなるので、より効率的な勉強法を探していこうと思います。時間は限られているので、いかに与えられた期間の中で効率よく吸収していくかが鍵になります。あとは勉強、睡眠、スポーツのバランスをうまくとっていきたいですね。将来は、森林学をしっかり学んで日本の森林を再生させる事業に携われるように頑張ります!
6 進路選択のカギは「自分が刺激を受けるもの」。
そこから自分のやりたいことを見つけて!
みなさんは、なにか自分が刺激を受けるものを知っていますか。普段見ているニュース、好きなスポーツ、芸術、興味のある科目などなど、なんでもよいと思います。その中で特に刺激を受けるものが、やりたいことにつながるはず。進路で迷うのは当然だと思いますし、やりたいことが変わるのも10代では普通だと思うんです。たくさん迷ってください。そうすると見えてくるものがあるはずです。どんなことを目指すとしても、自分の夢へ向かって進んでいってください。応援しています!!