デザインの勉強
ついに先月の末からセメスター(学期)が開始しました!!セメスターでは常に4つのサブジェクトを同時に進行していきます。2つは自分の分野のサブジェクト(私の場合はcommunication design専攻)、あとの2つはすべてのデザイン学生(Product, industrial, multimedia, Film & Televisionの各専攻)がやらなくてはいけないサブジェクトです。
前回のセメスターでは、自分の分野のサブジェクトは『Form & structure』(InDesignというレイアウトソフトの使い方)と『Photography』(写真の撮り方、カメラの使い方)、残りの2つのサブジェクトは『Method of Investigation』(リサーチ方法をリサーチするグループワーク)と『Design Studio』(アイデア発展)でした。
メインのサブジェクトは主にソフトウェアの使い方の学習なので、コンセプチュアルなことはあまりできません。それでも、その中で提出する作品のコンセプトを決め、アイデアを発展してワークブック(作品過程をA3の本にまとめる)を充実させると、良いスコアがもらえます!
クラスメイトや友だちに助けられて
『Method of Investigation』の授業では、まず3人のグループを作り、リサーチにはどんな方法があるかを調べ、実際にやってみましょうという内容でした。毎回最後にPowerPointというPCソフトを使って15分間のプレゼンテーションをします。やはり沢山のオーストラリア人の前で話すのは大変です!でも、簡単な英語で質問してくれるので答えやすいですし、英語に詰まった時でもこちらが何を言いたいか推測して「こう言う事かな?」と言い直してくれるのでやりやすいです!エッセイの提出もあるのですが、学校には留学生の為に文法を直してくれる英語の先生がいるので、助けを借りることができます。でも、セメスターの終盤に差し掛かると予約がなかなか取れないので、そういう場合はオーストラリア人の友達に見てもらったりしています。
『Design Studio』の授業では、アイデアを無限に発展させるというかなりコンセプチュアルなことをしました。まず、言葉を選び、それに関連する場所を校舎内で探します。それをビジュアル的に発展させ・・・と、この後もかなり発展させましたが、最終的にはまた校舎に戻ってきて、自分が場所と空間をどのように操作したかをA3のワークブックと映像とFlip book(パラパラ漫画のようなもの)にして提出するというものでした。パソコンを使う以外の実験もできて楽しかったです!(ちなみにこのサブジェクトで私は100%というスコアをとりました!)
Summer course
今年の夏休み(日本では冬休みですね)は夏の授業を取りました。普段は12週間で終わらせるプロジェクトを6週間で終わらせなくてはいけないのでかなり大変でした。
私が今回取ったサブジェクトは『Managing Design』で、メルボルンを2030年までにどう発展させるかというテーマで政府が実際に行っているプロジェクト‘Melbourne2030’に提案書を出すという内容でした。
デザインのアイデアから、それぞれの過程にかかる時間、使う材料や素材の調査、コストなどをまとめ、最終的にプレゼンテーションをするというかなり過酷なサブジェクトでした。でも、実際にデザインというものがどのような過程で世に出て行くのかが理解できたので、将来の為にもとても役立つ授業でした。
Road trip
そんなSummer courseが終わり、今回のセメスターが始まるまでに10日間のお休みがあったので、Sydneyに住んでいる友達(海外芸術大学留学科で一緒に勉強していた宮崎さん)と1年前から計画していた‘車で東海岸を走ろう!旅行’に行ってきました!
ゴールドコーストで待ち合わせをして、1,000km以上は車で走りました!車での寝泊まりや路上でご飯を作るなど(始めから低予算のつもりでしたので)、普段の生活ではできない事ばかりできて本当に楽しかったです!
彼女はSydneyのグラフィックデザインの学校に行っているので、どんな勉強をしているのかや将来についてなどビーチでイケメンサーファーを眺めながら熱く語りました。オーストラリアのいい点はすぐにリゾート旅行にいける所です!また激安の飛行機チケットも手に入れやすく、海外芸術大学留学コースで一緒に学んで今はオーストラリア各所(ブリスベン、ニューキャッスル、シドニーなど)で勉強している友達にも会いに行けるので嬉しいです!先月も一人、来月もニューキャッスルから2人、メルボルンに遊びにきてくれるので嬉しいです!