日本外国語専門学校 海外芸術大学留学コース 芸術留学プログラム

レポーターProfile
オーストラリア留学中
沼津市立沼津高等学校出身
海外芸術大学留学科2006年卒
スウィンバーン大学

専攻:コミュニケーション・デザイン(BA)


ミュージックフェスティバル

Laneway Festival

日本と気候が違うオーストラリアは今が真夏になります。日本の夏の行事と言えばお祭りや花火大会ですが、ここではとにかくもの凄い数のミュージックフェスティバルが開催されます!

ということで早速行ってきました。『Laneway festival』名の通り、メルボルンのcity、5、6ヵ所にステージが設置され(細い路地裏や、大通り、公園など)国内外の有名アーティストが観客と盛り上がるといったイベントです。



夜はレーザー

が、何とフェスティバル当日はChinese new yearということもあり、街は人でごった返し。とにかくイベントのスケジュール表を持って何時にどのアーティストがどこのステージでやるかをチェックし、人をかき分けながら目的地に向かうとすでに長蛇の列が!本当メルボルンの人は音楽イベントが好きなんだな〜と実感しました!

早速ステージ(狭い路地裏)に入るともうみんなリズムに合わせて踊る踊る!!狭い空間だったせいか音が直接波寄せてきて気分は最高潮!知らない人とも仲良く踊ってました!知り合いのアーティストがバックステージに入れてくれて、また違った視点で音楽を楽しむ事ができました!とにかくオージーは音楽でハッピーになれます!!!!

 


気温が46度!ハイビスカスの花猛暑!

地球温暖化が各国にてひしひしと目に見えてくる中、ここメルボルンでは150年ぶりの猛烈に暑い日々が続きました。気温はなんと46℃!その日は強風という事も重なり、日本でも大きく取り上げられた山火事が発生しました。

不幸中の幸いに、メルボルン都市の方には火事の被害はなかったのですが、電車が止まったり(太陽熱でレールが曲がってしまった!)、停電が起きたり(一斉にエアコンを使ったため)と予期せぬ事態が起きてしまいました。

オーストラリア政府からも『なるべく外に出ないよう』という警告があったほどです。その後の2、3日は空気が煙たかったり、太陽が朝からオレンジ色だったりと異様な光景でした。地球温暖化問題はもう他人事ではないなと思いました。

太陽が橙色
オーストラリア政府もこの大規模な山火事があった後、環境問題を大きく取り上げるようになり、自然エネルギー(ソーラーパワーなど)使用の取り組みを重要視するようになりました。

警報システムも住民に直ぐに伝わるように政府が直接個人の携帯にメールで連絡をするようになりました。こういう問題があるからこそ、人々の環境に対しての意識が変わってくるのだと思います。今後、どのように発展するかとても興味があります!

 

イギリス製の自転車自転車

そんなオーストラリアに住む者としては、まず一人の人間として何ができるかを考えます。この夏休みに夏期講習にてビジネスプランを考える授業を取りました。今世界中で起きている様々な問題、例えば、異常気象や石油価格の高騰、世界の不況、健康問題(オーストラリアはアメリカを越して肥満率世界一!)などを取り上げ、私たちグループはオーストラリアで自転車を普及させるというビジネスプランを制作。

製作中に様々な自転車をリサーチしましたが、オーストラリアは需要が低いせいか値段がとても高い!国内生産が多いという事もあり新製品は最低でもA$300〜という学生にはちょっとキツいお値段。

そこで値段を抑えたい私はまずインターネットで中古の自転車をA$30で購入。チェーンやバーなどは新しい物を買わなくちゃダメな状態でしたが、フレームは80年代のイギリス製という事で色もグラフィックも渋くておしゃれでした。

そしてシェアメイトの友達が自転車のカスタマイズの仕事をしているという事で紹介してもらい、自転車を組み立ててもらいました!交通手段がトラムと電車だった私にとってはかなり嬉しく、早速エクササイズがてらにcityに15分のサイクリングをしてみました。日本とは違い、ヘルメット着用、歩道では乗っちゃダメなどの規制があり、車道を車と隣り合わせで走るので初めは緊張しましたがだんだん慣れてきました。これからどんどん乗っていろいろなメルボルンを発掘していきたいと思います!


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