現在Brisbaneでは真冬で、今年は例年以上に寒いです。近郊の町では20年ぶりに最低気温が0度に達したようで、暖かいコートなどを持っていないので、朝晩は辛いです。私は先月7月に大学院のすべての授業・試験が終了し、あとは成績を待つばかりです。とは言っても、試験などの手ごたえが良く、卒業できる事は間違いないと思うので、今回はこの留学について総括したいと思います。
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MBAの勉強
最初は授業の内容を聞き取るのがとても大変でした。しかし、これは2ヶ月もすれば耳が慣れて特に問題がなくなりました。試験やレポートなどの勉強についてですが、最初の学期はどう勉強してよいのか少し戸惑いました。しかし、これも慣れで片付く問題で、採点者がどう採点するかがだいたい分かってきて、特にレポートは簡単に点数が取れるようになりました。試験は大変でした。暗記だけで点数が取れるようなテストが少なく、またノンネイティブのため、時間がとても足りません。試験の中にはパソコンを持ち込んでインターネットを使っても良いというテストもありましたが、全く使うことなく終了時間がきました。日本の大学と比べるとはるかに大変でしたが、慣れればそれほど大変に感じませんでした。
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Brisbaneの生活
Brisbaneは勉強に集中しやすい街だと思います。ここでは、多くの店はたいてい5時〜6時に閉店します。そのため、夜遊びなどもあまりせずに早く家に帰る傾向になります。生活費も比較的(少なくともSydneyやMelbourneよりは)安く、大学のフルタイム学生は公共交通機関をすべて大人の半額で利用できます。日本の食品を売っている食料雑貨店や日本食レストランも他の街に比べると(街の規模に対して)多い比率で存在しています。
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就職活動
最後に就職活動(就活)について書きます。私は現在日本だけでなく、日本以外の国でも就活しています。日本の場合、多くの企業は毎年4月に入社する新卒者の募集活動をたいてい卒業1年前の4月くらいに始めるので、帰国の時期によっては応募できなくなる会社もあります。しかし、最近は外資系や大手の会社などで、海外の大学を卒業した学生を対象に秋の募集活動を行っています。留学の経験などは高く評価されることもあると思います。友人は夏休みの12月〜2月頃に一時帰国して留学生の就活をサポートするエージェントと契約して、就職試験を一気に片付けられるようなスケジュールを組んでもらい、外資系の大手企業に就職しました。



