Q グランドハイアット東京に内定した感想を一言!何が良かったと思いますか?
A 内定と知った瞬間、就職センターで思わず泣き出してしまいました!最終面接まで可も無く不可も無くという感じで手応えがあまり無かったので、本当に分からなかったんですよ。その後の時間がキャリアガイダンス(ホームルーム)の時間だったので、クラスの友達にも報告できました。みんな良かったねと喜んでくれたのが嬉しかったです。家族や夏に研修をさせて頂いた上高地の帝国ホテルのスタッフの方々にもご報告をしました。
面接では、初めて会った人に自分を知ってもらおう、という気持ちで人が話している時には笑顔で聞く姿勢を取ったり、ハキハキ受け答えをしたのが良かったのかなと思います。
Q どうしてホテリエになりたいと思ったのですか?
A 小さい頃から家の飲食業の手伝いをしていて、人と接することが好きでした。接客の仕事の中でも、父がホテルのシェフ、母がホテルスタッフ、と両親ともホテルで働いていたという話を聞いていたので、ホテルの仕事に親しみがありました。ホテルという場所自体、日常とかけ離れた異空間ときらびやかな雰囲気があって大好きなのですが、自分はホテルに毎日行ける人間にはなれないだろう。だったらそこで働けばいいんじゃないか!と思ったんです。それにホテルマンって見た目がカッコいいですよね。私は見た目から入るクチなので、そこも良かったですね。笑)
Q ホテリエになるために国際ホテル科を選んだ理由を教えて下さい
A 最初は漠然とホテルということは考えていたのですが、一応大学には行こうと思っていたんです。でも、大学や専門学校を見学するうちに、ホテリエになるんだったら専門学校に進んだ方が確率が高いということが分かってきました。他の専門学校も見ましたが、JCFLは英語の勉強もホテルの勉強もバランス良くやってくれる所が良かったです。インターンシップ先も他校と比べてみて、帝国ホテルやウェスティンホテル東京など高校生でも名前は知っているような大手のホテルがあり、バリエーションも豊富だったことも魅力でしたね。父母も先生も私の考えを理解してくれましたし、大学へ進む友達も「今からやりたい事が決まっているなんてすごいね!」と応援してくれました。
Q ホテル科で学んだことや身についたことで、就職活動に役立ったことを教えてください
A 森野先生のサポートがすごかったです。1から10まで教えてくれる訳ではないのですが、迷っている時に良いタイミングで道を指し示して下さったり、じっくり話を聞いてアドバイスをして下さいました。就職活動では、『ホテル総論』という1年前期の授業で既に15社ほどのホテルの研究をしていたので、早めに準備を進めることができました。本番では英語面接があったのですが、直前に櫻井先生やウルハウス先生が模擬面接をして下さり、これは相当役に立ちました。自分がいかにボロボロかを知ったお陰でモチベーションが上がり、また、先生方のアドバイスで内容を絞り込むことができましたので。
Q どんなホテリエになりたいですか?
A お客様が言葉にしない要望を感じられるホテルマンになりたいです。そしてお客様が会いに来て下さるような存在になれたらいいですね。将来ソムリエを目指しているのですが、資格を取得するのに3〜5年はかかるそうなので、ワインの知識は学校にいる間に網羅して、実地は仕事をしながら覚えていきたいと思います。まずは夏休みにワインセミナーに参加しようと考えています。卒業までに、接客の資格の取得やTOEICのスコアアップを頑張ります。
Q 外資系ホテルのホテリエに憧れている人、国際ホテル科に興味のある人へのメッセージ
A ホテルマンになるためには、最初から特別な能力が要る訳ではないので、まずは‘好き’という気持ちがあれば大丈夫!国際ホテル科で、同じ目標を持っている人と高めあっていけると思います。英語に関しては、入学から1年でTOEICのスコアは170点伸びました。ネイティブの先生の英会話の授業で耳が慣れてきたのが良かったのかなと思います。ホテルの仕事は人を笑顔にできて、自分も楽しむことができる仕事です。‘人にやってあげる’ではなく、‘ありがとうと言われたら自分もハッピー!’という姿勢が大切だと思います。日頃から周りの人が困っていないか気を配ったり、相手の目線に立って生活できるようになったらすばらしいサービスマンになれると思いますので、頑張って下さい。