ボストンの様子
3月も下旬となり段々と日が長くなってきましたが、こちらはまだまだ春とは言えない寒さが続いています。日差しも柔らかくなり一見暖かそうに見えるのですが、いまだに最低気温はマイナス、最高気温も一桁の日がほとんど…という状態で、みんなまだ冬物のジャケットを着ています。こちらに来てからは、春は桜の代わりに木蓮を見るのを楽しみにしているのですが、それはもう少し先になりそうです。
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ニューヨークへ
そんな、まだ春になりきれていないボストンですが、先日春休みがありNYC(New York City)に遊びに行って来ました。NYCは高校生の時に遊びに行って大好きになり、留学を考えるきっかけにもなった街なので、今の自分はどんなことを感じるのかわくわくしながら行きました。やはり、実際アメリカに住んでみると、以前来た時とは違った観点からNYCを見ていました。でも、『自由でアクティブで活気に満ちている街』というのは以前と変わらず凄く楽しかったです。あんなに忙しくてエネルギーに満ち溢れている場所なのに、Central Parkや美術館など、人の心を安らげてくれる場所が沢山あるのは素晴らしいことだと思います。あとは、改めて英語ができることにも喜びを感じましたね。勿論、英語が出来なくても何らかの形でコミュニケーションはできますが、『共通の言語を理解できる』と更に楽しいと思いました。NYCでJC時代の友人にも久々に会ったのですが、仲間がアメリカの色々な州にいると、遊びに行くきっかけにもなって楽しいです。
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Fashion Showプロモーション用デザイン制作
さて、現在私は4つGraphic Designのクラスを取っているのですが、今学期は大きなプロジェクトが2つあります。Mt. Idaのデザイン科にはGraphicの他にFashionとInteriorがあり、毎年Fashion Designの学生の発表の場としてFashion Showが行われるのですが、Graphicの学生はそのためのポスター・招待状・チケットを制作することになっています。これは2年生にだけ与えられるコンペティション形式のプロジェクトで、各自で自分のデザインに取り組みます。出来上がった作品はショーケースに展示され、デザイン科の教授と生徒に投票をしてもらい、その結果1位になったデザイン案だけが、実際にFashion Showのプロモーション用として採用されます。このFashion Showはデザイン科以外の学生も注目しているので、多くの人の期待を裏切らないように必死に作りましたが、残念ながら私は2位でした。今見るとやり直したいところばかりありますが、創作過程で様々なことを学んだり、新たな視点からデザインを捉えられるようにもなり、とても良い経験になりました。ゼロからものを作るのはとてもエネルギーを使うし大変なのですが、やっぱりデザインは楽しくて止められないなぁと思いました。
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2年生締めくくりの課題
あとは今学期の終わりに2年間の集大成として、Portfolio Reviewというのがあります。これはArt Foundationのものも含め、今まで自分が作ってきた作品を教授の前で1人ずつプレゼンテーションをするというものです。プレゼンテーション能力に加え、今までどれだけ真剣にデザインに取り組んできたかや、アプリケーションに対する技術や知識なども評価されるので、今までの努力が大きな差を生むことになると思います。他のプロジェクトも同時進行しているので、忙しい毎日が続きますが、2年生の締めくくりに良い結果を残せるように頑張ります。



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