Seattleも寒さのかなり厳しい季節になりました。もうダウンジャケットと手袋とマフラーは絶対はなせません。しかも毎日曇りOR雨。。。今年は去年より雪も少ないです。そしてクリスマス&New Yearという一年で一番きらびやかな時期を迎えました。
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ダウンタウンでクリスマスキャロル!
私は前の冬は日本にいたので知らなかったのですが、こっちではクリスマスになると、ダウンタウンでいろいろなグループがクリスマスキャロルを歌ってるらしいです。それならうちらもっ!ってことで・・・友達とハモネプ部結成!!!一緒に来たJC3人+こっちで知り合った友達2人で、クリスマスにダウンタウンで合唱しました!やっぱりみんなそれぞれ忙しくて、曲数は2曲ですが、友達と私でがんばってアレンジして、5部合唱の“When You Wish Upon A Star”と4部合唱+ボイスパーカッションの”All I Want For Christmas Is You”に仕上げました。
なにせハモネプなんかやったことない私たち。合唱部経験者2人の上に全員日本人で発音から練習の状態。Voice Lesson取ってる友達を筆頭に、直前の3日間くらいで詰め詰めで特訓しました。そして本番のクリスマス。まずは場所探しで大変でした。もうたくさんの人がパフォーマンスをしていました。いよいよ第一回目の本番。結果は。。。うん。ぼろぼろでした;;ってゆうのも、いつも部屋の中の練習では聞こえてた他のメンバーの音が外ではまったく聞こえない!!!もうみんな顔引きつって歌ってましたよねー;;でも最後の曲が終わったときには、30人くらいの人たちが、集まって拍手してくれました。まぁ、半分は私たちの知り合いでしたが。。。笑。一回目で調子を掴んだのか、別の場所で演奏した2回目は、お客さんは少なかったけど、けっこうノリノリでできました。私の最後のちょっと大きなイベントだったハモネプは、ほんとに大切な思い出になりました。支えてくれた人たちに、それから他のメンバーに感謝感謝です。
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才能豊かなアメリカの人達
しかしアメリカに来て感じたのですが、こっちの人は唄のうまい人がひっじょーに多い!!他にも、曲を聴いたらすぐにアドリブでハモリつけられる人だったり、楽譜は読めないけど作曲はできたり。創作力に関してやっぱりかなりレベル高い人多いんだなぁって思いました。そんな人たちの中でもすばらしい創作力とSkillを持つVoiceの先生のLessonを取っている私の友達は、やっぱりすごく伸びてます。いや、私は歌に関してはほんとに素人レベルですけど;;その子は来たときもびっくりするくらいうまかったけど、今はもう“ちょっと歌かじりました”レベルの人とはまったく違う歌唱力だなってほんとに思います。今彼女はShorelineのバンドに入ってアメリカ人と並んで力強く歌ってます。私も頑張らないと!
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サンフランシスコ州立大学への編入試験
12月14日に、San Francisco State UniversityのAuditionを受けに行ってきました。普通は試験とかなくて、Community CollegeやHigh Schoolの成績で合否が決まるのですが、私は音楽科なので、それプラス実技の試験と音楽理論と聞き取りのPlacement Testがありました。結果は・・・なんとか合格しました!!単位も移籍できました。でも最初はせっかく送ったHigh SchoolのTranscriptを大学側がなくしたり、単位移籍ができないと言われたり・・・;;そしてApplicationの結果が分かったのはAuditionの2週間前。そんなてんやわんやの受験でしたが、無事合格してよかったです!しかもPlacement Testの結果がよかったのか、4つのクラスが免除になりました。高校で音楽しといてよかった・・・母さん父さんありがとう。
Placement Testは基本かなーり簡単なところから始まってだんだん難しくなります。初めはト音記号書いてーとか、この音はなぁに?とか。でもそのうちだんだんComprehensiveになっていきます。Placement Testは直接合否には関わらないから、問題の途中でGive Upして退室していく受験者の人もたくさんいました。ピアノの実技試験の時はちょっと緊張したけど、それでも思っていたよりも小さい部屋で、先生3人の前で弾きました。ステージとかの上で弾かなきゃいかんのかなと思っていたので、ちょっと拍子抜け。でもその適度な緊張のおかげで、いっぱい間違えたけど(笑;)、なんとかある程度落ち着いて弾けました。これもすごく熱心な指導してくださったShorelineのピアノの先生と、ほんとにいろんなところで励ましてくれた友達のおかげ。それからもちろん家族も。もう何回言っても足りないくらいの“ありがとう”があふれてます。
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シアトルとお別れ
これがShorelineで書く最後のレポートになると思います。Shorelineはほんとにいい音楽の先生がそろってます。音楽のなかでも有名なのはMidi(Musical Instrument digital interfaceの略で、レコーディングの方法などを学ぶコースです)のほうだけど、音楽全般的に、みんないい先生ばっかりです。私はもう自分の道がある程度はっきりしているので、専門的なことを習えるUniversityにTransferしますが、どんな音楽がしたいのか見つけたい人や、とりあえず音楽全般を習いたい人にはかなりお勧めの学校だと思います。私も実際、ここでAccompaniment(伴奏)を通して自分の行きたい道をある程度見つけ出せた人の一人ですし。
住み慣れたこのSeattleを泣く泣く離れるまであと約20日。いろんなひとに精一杯の感謝しつつ、あと少しの残された時間、いろんな大切な思い出つくっていきます。13日、サンフランシスコに旅立ちます!


このコンサートでは合唱団とのコラボレーションに挑戦。”Salute to America!”と題してアメリカにちなんだ曲をお届けいたしました。


