大学の授業
11月の初めにAustraliaで最も盛大な競馬のお祭り「Melbourne cup」が開催されました。と言っても、Melbourneまで行かなければいけないと言うわけではなく、国内中の競馬場で巨大なスクリーンを通して国全体で夢中になるのです。日本で競馬と言えば、どちらかと言うと中年男性の賭け事といったイメージがありますが、オーストラリアでは国民全体が楽しむ娯楽の一つのようです。みんな競って正装(女性はドレス、男性は背広)に身を包み、最寄りの競馬場に出かけます。私も寮の友達と一緒にドレスアップしてColoundra競馬場へ出かけました。今年はなんと日本の2頭の馬たちが1・2位を独占したんです!私は1ドルもお金を賭けなかったのですが、何人かの私の友達は大喜びでした。
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大学は11月の半ばからSummer Holidayに入り、3ヶ月の長い休みが続きます。天気の良かった日に、友達が車でSunshine coastで有名な観光地であるNoosaに連れて行ってくれました。大学からすぐのMooloolabaビーチも負けず劣らず素敵ですが、Noosaはやはり有名なだけあって、道沿いにお洒落なカフェやホテル、お店が連なっていました。真っ白な砂浜が青い海を一層引き立てて、観光客たちはその砂に寝そべって強い日差しを満喫しています。聞いた話によると、このNoosaビーチでは運がよければイルカが見られるそうです。Mooloolabaビーチでもついこの間、浜辺から見られるほど近くまでザトウクジラが遊びに来たと聞きました。ここは、海好きの人にはたまらない環境です!
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さて、オーストラリアでは真夏にクリスマスが訪れます。オーストラリア人の友達が「毎年クリスマスには朝からビーチに寝そべって、トロピカルフルーツをほおばる」なんて言っていましたが、夏のクリスマス未体験の私にはまるで想像できない光景です。K-martやBIG-Wのような大型スーパーには、日本では珍しいくらいの大きなクリスマスツリーが立ち並んでいました。お菓子売り場はクリスマス用に詰められたギフトセットでいっぱい、おもちゃはここぞとばかりにセールになります。真夏という季節のせいなのか、オーストラリア人の遊び心なのか、クリスマスツリーは異様な色使いのものが多く見られました。私には普通の緑色が1番素敵に見えるのですが…。
ルームメイトの話によると、年越しにはMooloolabaビーチで毎年キャンプファイヤーが行われ、年の変わり目には花火が打ち上げられるそうです。今年は成人式の為に、クリスマスとお正月は帰国して家族と過ごすことにしましたが、来年は真夏のクリスマス&年越しを経験したいです!





